ART of REGAL

アート オブ リーガル

Regal アートオブリーガルは、毎回、平面・立体にこだわらず、
国内外問わず活躍するアーティストにREGALの代名詞の一つである
「ウィングチップシューズ」を題材に制作をお願いするものです。

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Regal Paper 2017 SUMMER Vol.16 ART of REGAL 小林モー子 刺繍作家

小林モー子さんは、くっきりとした配色とライン、
ユニークでかわいいのにどこかシュールな世界観。
ブローチやピアスなどのアクセサリーはもちろん、
様々なジャンルで活躍する、
Regal Paper 2017 SUMMERの表紙を飾るアーティストです。
その小林モー子さんにアーティスト活動のきっかけなどを
あらためてインタビューさせていただきました。

Q1: アートを始めるようになったきっかけはなんですか?また現在の作品(表現方法)に至った経緯を教えてください。

2004年にパリでオートクチュール刺繍を学んでいる時に画家大月雄二郎氏と出会い、コラボレーションの作品を制作する様になりました。大月氏の描いたものを私が刺繍し作品にしていくもので、主に絵画です。パリやブリュッセル、日本などで展覧会を行いました。もともとオートクチュール刺繍は様々な素材と多様なテクニックを用い作り上げる刺繍ですが、コラボレーションを通じテクニックや素材は削ぎ落とされていきました。その頃から洋服に刺繍するのではなく、自身でデザインした絵を身につけられるアクセサリーを作り始める様になりました。

Q2: 今回のRegal Paperの作品作りで意識したことや難しかったことなどはなんですか?

広告のお仕事の時に必ず意識している事は、新しい挑戦です。依頼者の方やお客様が『刺繍でこんな事も出来るのか?!』と思う様な作品を作る事、今回はデザインというよりウィングチップをそのまま表現しようと思いトリックアートを意識しました。平面に刺した刺繍の中に実際の靴紐や革を組み合わせ、ビーズの色で光と影を表現しながら刺繍する事で立体に見える様な作品を作りました。影の色分けが難しかったです。

Q3: 今後の活動予定、展望を教えてください。

アクセサリーの販売イベントは年内ほとんど決まってきていて、その中で新しいアイテムを出せたらいいなと思っています。また刺繍教室の方ではオートクチュール刺繍以外の新しい技法を取り入れたカリキュラムを考えています。その他にはオリジナルのビーズを夏から販売する予定があったり、またオリジナルの刺繍キットも制作販売できたらいいなと考えています。
いつかお相撲さんの化粧回しをビーズ刺繍で作ってみたいです、、、笑

小林モー子 MÔKO KOBAYASHI
刺繍作家。神奈川県茅ヶ崎市生まれ。

文化服装学園アパレル技術科卒業後、服飾メーカーでパタンナーとして勤務。
2004年渡仏し、パリEcole Lesage broderie dʼ Art にてオートクチュール刺繍を学びディプロムを取得。
現地で、画家大月雄二郎氏とのコラボレーション作品の制作を開始した。
2010年、日本へ帰国しmaison des perles (メゾン・デ・ペルル) を設立。
刺繍教室とともに、刺繍アクセサリーの制作を本格的に開始し、評判となる。
多くの個展を開き、様々なジャンルで作品を生み出している。
WEB :http://www.maisondesperles.com