歩きたくなる道

歩きやすさを追求したリーガルウォーカー。
その一足を履いて、歩きたくなる道があります。
全国に点在する、味わい深く、散歩が楽しい道をご紹介します。

松本市 中町通り 山と水に抱かれた、町人地の活気をしのばせる道 松本市 中町通り 山と水に抱かれた、町人地の活気をしのばせる道

山々に囲まれた長野県松本市。
山に磨かれた水は、女鳥羽川と薄川と名付けられて市内を流れ、豊富な地下水が至るところから湧き出している。
松本城下に広がる街並みを、澄みきった水の流れを感じながら歩きたい。
今回ご紹介する中町通りは「土蔵造り」の家々が残る、昔懐かしい雰囲気の通り。
その独特の空気に惹かれるように、昔ながらの民芸品店だけでなく、
クラフト系の店舗やカフェなどが増え、賑わいを見せている。

この道を知る

江戸時代から、松本は城下町として繁栄する。女鳥羽川の北側は武家地、南側は町家として区画され、その中で東西にのびる中町は、酒造業や呉服などの大店が集まる商人の居住区として栄えた。
中町通りを歩くと目に飛び込んでくるのが、土蔵造りの建物。明治21年、町家の大半が火事に見舞われて以降、火災に強いとされる土蔵が相次いで建てられ、今も、通りの象徴として大切にされている。蔵の足元を覆う、白と黒のコントラストは「なまこ壁」。黒い平瓦の目地に、かまぼこのように盛り上げられる漆喰の形からその名がついたそうだ。そのシンプルな造形は、どこか、松本城の潔いたたずまいと重なって見える。

この道を楽しむ

松本は、豊かな湧き水がうるおす街。松本城周辺の井戸や湧き水が、環境省「平成の名水百選」に選定されたほどだ。中町通り沿いにも井戸が点在し、通りのほど近くには、江戸時代からその名を知られた「源智の井戸」がある。中町で酒造業が栄えたのは、この井戸の清らかな水があってこそ。松本のそばや信州みそといった名産品も、湧き水の恵みによって生み出されたものだ。湧き出す場所によって、水の風味も異なるそうで、飲み比べる楽しみも味わえそうだ。
また、4月から12月までの土曜日には、朝市が開かれる。近郊から持ち寄られる、旬の野菜や果物などは新鮮でお手頃。美味しい食べ方など、地元の方との会話を楽しみながら、土地の恵みに触れられる機会となっている。

この道を歩く

美しい蔵のある街並みを生かすべく、電線の地中化を行った中町通り。舗装され、平坦な一本道なのでとても歩きやすい。周辺には国宝である松本城、四柱神社、旧開智学校といった、高名な観光スポットのみならず、松本の風土に魅せられた個性的な飲食店や雑貨店が点在している。見どころが比較的コンパクトにまとまっているので、一日中歩き回っても疲れにくいアイテムでどんどん歩きたい。足先がゆったりとして、クッション性の高いウォーキングシューズがおすすめだ。

長野自動車道 松本I.C.から車で約15分  JR松本駅から徒歩約10分

この道を楽しむ

  • MEN'S
  • LADIES

2018 Spring & Summer

  • WINTER 歩きたくなる道 レインボープロムナード

2017 Fall & Winter

  • WINTER 歩きたくなる道 レインボープロムナード
  • FALL 歩きたくなる道 大谷資料館

2017 Spring & Summer

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  • SPRING 歩きたくなる道 川越・鐘つき通り